人口の増加と食料不足を防ぐために、肉を培養して育てようという研究が進んでいるそうです。

牛や豚を育てるのではなく、細胞を育てて肉を作るとは、すごい考えですよね。

 

しかし、培養肉となると色々安全面や作り方が気になりますが、問題点やどうやって作られているのでしょうか?

 

ということで今回は、培養肉の問題点や、気になる作り方について調べてみました。


培養肉とは?問題点や作り方は?

培養肉とは

培養肉とは、筋肉や脂肪、血管などの複数の組織から作られている細胞を培養して作りだした肉のことです。

培養肉とは
(画像引用元:https://tk.ismcdn.jp

 

一つの細胞を培養していく「細胞培養」といくつかの細胞を組織化して培養していく「組織培養」の2種類の方法があります。

 

霜降り肉やロース肉のような本物の肉に近づくように、筋肉や脂肪、血管などの複数の組織から作られている肉を培養していくのは、組織培養になります。

 

いずれも基本となる細胞を培養していくので、動物を殺さない、工場の中で計画的に培養できる、と期待されています。

 

2013年にロンドンで培養肉ハンバーガーの試食会が行われており、これからだんだんと身近になってくると期待されています。

培養肉の問題点

培養肉は見た目や食感は肉のようですが、まだまだ肉本来の旨味を付ける研究が必要で程遠いです。

 

実は細胞を培養して筋肉を作りだしている段階で、味はまだまだ研究している段階のようです。

 

肉本来の味わいや肉汁を作りだすためには、これから脂肪や血管などを内部に培養していく必要があります。

 

今培養している肉を美味しく食べるためには、脂肪分や血液成分などを後から注入して本物らしく見せるか、肉を調理する時にバターや香辛料などで外から味付けをして肉本来の味に近づける必要があります。

 

そのため、より本物らしい肉を培養していくためには、まだまだ味付けの研究が必要とのことです。

 

ただ、この安く食べられるように生産量を増やす方法を考えること、美味しく食べられる肉を培養すること、問題点がクリアできれば、培養肉も身近なものになるでしょうね。

培養肉の作り方

培養肉は肝細胞に適切な栄養を与えることで細胞が脂肪酸を作りだし、それを培養していく方法で作られています。

培養肉とは
(画像引用元:https://www.olive-hitomawashi.com

 

牧場ではなく研究室で作りだす培養肉は、普及すれば培養肉製造工場が作られていくのでしょう。

 

幹細胞から培養して作りだした肉は、エネルギー効率がよく、ヘルシーだと言われています。

 

理論上は数個の幹細胞から10,000~50,000トンの肉を作ることができると考えられています。

 

動物を殺す必要がないので、ベジタリアンでも食べられると考えられています。

培養肉とは?問題点や味?作り方が量産されれば…

培養肉は現状では、ミンチ状の肉に培養するのが精いっぱいのようですが、これからはより本物に近い肉が作られていくのかもしれません。

 

科学の力ってすごいなと感じると共に、目の前に培養肉を出されたときに食べたいと思うか、今のところかなり勇気が要りそうです。

 

みなさんも興味があれば、培養肉を食べてみましょうね!

 

せばな~